名古屋は「サヨナラ原発あいち・パレード」約2000人(9/19)2011_09190127
東日本大震災・福島原発崩壊事故から六ヶ月余。今日は東京を中心に全国アクションの日。名古屋白川公園会場に行ってきました。今回は今までと違って労働組合など組織的なのぼり旗も多く見られました。やはり数千人目標となればそうした「動員」も大切になってきましょう。午後1時半開始で約1時間の開会セレモニー。その中で、東京経産省前でハンストを続ける大学生・関口さんの(携帯からの)声が、スピーカーから流されました。彼女にとって高校卒業直後からのこの半年は、まさに「人生が変わった」時間だったと思います。みんな応えて頑張らねばなりません。デモ行進は白川公園を2時半に出発し、大津通・広小路・東新町から中電本社前を通って久屋大通で解散という約1時間のコースでした。残暑というにはちと厳しすぎるくらいの炎天下でしたが、子ども連れの母親も多く一緒にシュプレヒコールをあげていました。三重県からも10名ほどが参加していて心強く思いました。福島からは梨を即売していたり、サウンド部隊もあったりして盛り上げていました。参加人数は正確には把握できません。ざっと2,000人くらいと思うのですが新聞ではどうなるでしょう。東京行動は夕方のTVで流れていましたが2万5千人とか4万人とかで把握は難しいのでしょうが、さすがに明治公園があふれていました(主催者発表6万人)。個人的には自作の歌集売ったり懐かしい人たちとの再会があったり、心地よい汗の一日でした。いずれにせよ、今後は「原発推進派」の巻き返しが強くなることが予想されます。私たちもこの日の意志と勢いを持ち続けていきたいものです。みなさん ご苦労さんでした!

大入り満席『青空どろぼう』四日市特別上映会(9/4)

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約一ヶ月半わたってご案内を続けて参りました『青空どろぼう』上映会は、盛況裡に終えることが出来ました。この日は台風12号の影響で、前日の暴風警報は解除されているものの横殴りの雨や強風に見舞われる悪条件。しかし、ためらうことなく予定通り9時から写真展準備開始。この間も問い合わせの電話が鳴り続けましたが「開催」との回答にほぼ全員の方が「いきます」とのお返事。天候の回復を祈りながらの作業でしたがスタッフのがんばりで約1時間で完成。さすがに11時の段階ではまばらでしたが12時頃から客足も伸び、写真展も大賑わい となりました。
上映開始の1時半の段階で(掛け値なしに)満席状態。途中入場の方には予備椅子を使ってもらいました。94分の上映が終わると休写真展憩挟んでのトークタイム。阿武野・塩屋・野田・澤井の皆さんからそれぞれ個性的に、かつユーモアも交えながらお話をいただきました。40分と余り長くはなかったのですが却ってほどよい時間だったと思います。ぴったりスケジュール通り4時05分に終了。司会者ご苦労さんでした。アンケート集計はまだですが今後の活動の参考にさせていただこうと思います。
今回の上映会につきましては全部お名前をあげる訳にはいきませんが、行政の後援・前売り販売の協力・ポスターの掲示等々多くの方々のご協力をいただきました。特に環境学習センターには多大なお力添えをいただきました。市長からもメッセージ頂戴しました。そして何よりも荒天の中駆けつけていただいた入場者の皆さん厚く御礼申し上げます。来るべき「四日市公害資料館」開設に向けて、大きなはずみとなったと思います。

昨年(2010年)の公害学習実践交流会後に、「澤井さんの生きざまから学ぶ」ことができる授業づくりをしてみたいと思いました。市民塾が四日市市と契約を結んで、澤井さんの残してきた写真を電子化することにしたため、それらの写真も使用しながら、実践できる内容にしたいと考えていました。

①澤井さんの生きざまを中心にしながら、裁判の内容も入れる。
②公害学習を通して、自分自身のことやクラスのことを考える内容にする。

この2点を大切にしながら、授業づくりをしてみました。以下に資料を公開するので、ぜひ授業で試してほしいと思います。

 澤井余志郎さん  study02  study03 study04

なお、授業の流れについては、ここからダウンロード (Pdfファイル)できますが、パワーポイントによるプレゼンテーションファイルは、多くの写真や裁判での音声ファイルが入っており、ファイル容量が大きくなています。
こちらのファイルについては、メールにてご連絡ください。

いよいよ「青空どろぼう」上映会が迫ってきました最終確認となりますのでよろしくお願いします。
9月4日(日)午後1時30分上映開始  四日市市総合会館8階   四日市公害写真展同時開催のため11時開場とします。
当日のスケジュールは次の通りです2010_0711_013522-DSCF1449

13 :30 開会(主催者挨拶、四日市市長メッセージ紹介)
 13:40 本編スタート(94分・15時15分終了予定)
休憩及び会場設営(10分間)
 15:25 関係者トークタイム  東海TV ・阿武野勝彦(プロデュ-サー)塩屋久夫(カメラ)  
                                   野田之一(患者・原告) 、澤井余志郎(「公害市民塾」代表)
 14:05  終了予定 (会場撤収の都合上窮屈ですがご了承ください)

以上のように映画上映だけでなくトークタイム及び写真展を設定していますので時間の余裕を持っておでかけください。
会場確認:四日市市総合会館[ 市役所西隣の8階建てビル。近鉄四日市駅から東へ徒歩7分程度。JRから西へ同12分程度]。駐車場は近辺にいくつかありますが有料です。大通り地下の「くすのきパーキング」が広くて直近です。                   
前売り券販売: ①四日市市環境学習センター ②中国物産店「天の半分」 ③こどもの絵本「メリ-ゴ-ランド ④ショッピングセンター「日永カヨ-」2階インフォメーション 場所がわかりにくい場合、あるいは遠方の方で入手困難な場合はお電話ください。 当日券1,000円。中学生以下無料。
 ℡ 携帯 090・3151・8971 伊藤 です。
マスコミも好意的に取り上げ現在 朝日・伊勢・中日・毎日・読売が記事にしてくれています。開場221席満席を目指していますがあと少しです。来年の判決40周年や公害資料館開設につながる大切な上映会と考えています。お誘い合わせの上たくさんの方のご来場をお待ちしています。

20011年日本の夏 (8/15)  1945年8月15日から66年目。
東日本大震災からはや五ヶ月以上が経過しました。震災復旧に関しては遅いながらも進みつつありますが、東電福島原発の「人災」はいまだ収束の目処が立っていません。汚染水の処理は解決の糸口がみえず建屋内の詳細な情報はいっこうに流れてきません。さらにマスコミ(特にTV)によって流された「電力不足」キャンペーンは現実のものとならず、東電が東北電力に送電する事態になっています。中部電力に至っては浜岡全機停止でも10%を超える余剰があります。つくづく情報操作の怖さを思い知らされています。そしてますます「脱原発」の思いを強くする今年の夏です。

thumb_2011_0815_0039お盆の風景 その1ここは四日市。  第1コンビナート三菱化学(かつての公害裁判被告三菱三社が統合)四日市工場から出される白煙。年中無休にてお盆も休むことなくはき出されています。企業の言い分を添えるなら「これは高熱排煙を冷却することによって生じる水蒸気。亜硫酸ガスは規制値以下で問題ありません」ということになりますが、「0(ゼロ)」でない以上、かつこうした光景からは「青空どろぼう」の汚名を濯ぐのはなかなか大変です。映画上映会の案内は企業にも送りましたが果たしてみにきていただけるでしょうか。

2011_0815_0031お盆の風景 その2 ここは鈴鹿。私の住むこの地は全国有数の早場米生産地。30度を越す炎天下、機械化が進んだとはいえ並大抵ではありません。私の子供の頃(もう50年も前ですが)は稲刈りと言えば10月で、家族総出の野良仕事を終え美しい夕焼けをみながら帰路についたものでした。しかし、いくら猛暑の中での作業とはいえ福島の農家の無念を思えば、この地の人々の流れる汗はその尊さに一層のものがあるのではないでしょうか。

 

映画『青空どろぼう』四日市上映会は9月4日(日)四日市市総合会館。午後1時30分上映開始。

たくさんの方のご来場をお待ちしています。