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「海の恩恵に感謝する・・・・」とは。
磯津漁港の看板1996(平成8)年に施行された時は7月20日だった「海の日」は、ハッピーマンデーとやらで第3月曜日に変更されていますが、由来は明治天皇巡幸による「海の記念日」にあるようです。法律の規定では「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」のが趣旨だそうで、お国の意志があらわれています。しかし、いま「海洋国」ニッポンの海はどうなっているのでしょう。もっとも現在的なのは東電福島原発崩壊事故による海水汚染です。敷地内の貯蔵タンクは無限に林立し解決の見通しは立たず、海面への流出は避けられようもありません。メディアによる情報もほとんどなくこの先の被害の拡大を思うと恐怖さえ感じます。
ここ四日市では「青空がもどった」「海もきれいになった」との宣伝が頻繁になされますが、果たして本当でしょうか。鈴鹿川河口ではアサリが全く獲れず、3年ぶりに産卵したアカウミガメの卵は3個だけ(普通は100個も!)だったそうです。磯津漁協は後継者難もあって漁獲は減る一方で看板が寂しげです。傍には初代漁協組合長の銅像がありますが、今の四日市の海を12 資料新聞記事磯津漁民一揆1三重火力排水口63.7.23どう考えているでしょう。
1963(昭和38)年、当時、鈴鹿川左岸にあった中部電力三重火力発電所の排水口を磯津の漁民達がふさいでしまおうという行動(磯津漁民一揆)がありました。汚染水が海水を汚しサカナが臭くなって売れなくなった原因を追及したわけです。結果的にその行為は自治会長の懐柔とわずかな補償金で未遂に終わったのですが、漁師達の海(の幸)に対する思いは熱いものがありました。四日市に「公害資料館」が設立されようとしていますが、大気汚染だけでなく海との関わりも重要なテーマとして掲示されるべきだと思っています。

28日の「市民の集い」まで2週間を切りました。多くの皆さんの参加を得て「四日市公害」の歴史と伝承を語り合いましょう。

四日市再生「公害市民塾」オリジナルロゴマーク缶バッヂ(左写真)を作りました。今のところ商品化していませんが、今般の「市民の集い」準備のためのカンパ(一口500円)を募集しており、ご協力いただいた方に御礼として進呈します。詳しくは090-3151-8971 (伊藤)までお問い合わせ下さい。


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