市民塾通信『こちら市民塾』 №105 (6月18日)
三菱マテリアル爆発事故を覚えていますか? 
DSCF3435四日市の第1コンビナートの一角(石原産業東側)にある三菱マテリアル四日市工場が爆発事故を起こしたのは半年前の1月9日でした。従業員5人が死亡、13人が重軽傷という大惨事でした。この間、操業を全面的に停止していて事故原因を調査していましたが、12日同社の事故調査委員会が最終報告書をまとめました(同社HPに掲載)。そして同社は今月中にも操業再開をしたいということでを17日夜、地元住民への説明会を塩浜地区市民センターで行いました。本社からの荒牧常務をはじめ工場長などが出席し冒頭に陳謝のうえ調査概要を説明しました。要するに「予期しないモノが爆発した」ので準備不足、安全対策も不十分だった、今後は防護壁を設置、教育をしっかいりしたいというわけ。その上で遺族にも了解を得たので今月中に再開をしたい。地元住民は数十名が参加していましたが10人ほどが発言。厳しい意見がほとんどで「再開了解」という雰囲気ではありませんでしたが、この後、連合自治会がどのような判断を下すのか注視していきたいと思います。
「四日市公害を忘れないために」市民塾・土曜講座9回「特別講座」。6月21日(土)13:30~本町プラザ。テーマは「四日市公害と環境未来館」。四日市市環境部長のお話があります。また後半では参加者で話し合いをします。ふるってご参加下さい。