「こちら市民塾」
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- 投稿者: 伊藤三男
- カテゴリ: こちら市民塾
1972(昭和47)年の判決以来、この7月24日に「50年」となります。四日市再生「公害市民塾」は7月24日、「四日市公害を忘れないために」市民の集いを開催します。エコパートナー事業のため主催は四日市市ですが、企画運営は「市民塾」が行います。また、この50年を振り返って総括的な書籍を出版します。著者は伊藤三男。反公害運動に関わってき著者の視点から、書き上げています。書店に並ぶのは20日過ぎですが、先だってキャンペーンを行います。
7月16日(土)午後1時30分 開始。「じばさん」4階視聴覚室。定価1980円(税込)のところ、1800円でお買い求めいただけます。多彩なゲストを向けてのトークも繰り広げます。どうかご参加ください。会場は近鉄四日市駅西徒歩5分。そらんぽ四日市(四日市公害と環境未来館)の隣です。問い合わせは090-3151-8971(伊藤)。
実践交流会 参加者からの感想
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- 投稿者: Super User
- カテゴリ: 学習案内
実践交流会 参加者からの感想
三輪晃久(四日市公害と環境未来館解説員)
四日市公害と環境未来館の解説員である私にとって、示唆に富むヒントを多々いただいた有意義な交流会となり、発表者の方々には感謝の言葉しかありません。そこから導かれた感想を以下に述べさせてもらいます。
①塩浜小の子どもたちには目前のコンビナートやそびえ立つ煙突はあることが当たり前過ぎて、少しの疑問もはさむ余地のない日常ですが、それが授業を通して、家族の人に当時の公害や学校生活の様子を聞き取りすることで、当たり前の存在が少し違って見えてくる。クラスメートの発言からさらに違った見え方も加わって、それぞれの多様性にも気づくところで、澤井さんの四日市公害との取り組み、その生き様に出会う。もし、自分がその時代に生きていたらどうするだろうと自問しないではいられなくなる。
「四日市公害とは何か」も大切なテーマですが、「自分が四日市公害とどう向き合うか」はもっと深いテーマだと思いました。阪倉さんの、澤井さんの生き様への問いかけとリスペクトがこの授業実践や『四日市公害と人権』のベースにあることがよく分かりました。
四日市公害学習実践交流会
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- 投稿者: Super User
- カテゴリ: 学習案内
8月7日、四日市公害学習実践交流会は、コロナ禍と猛暑でしたが、30名フル参加で終えることが出来ました。
4校から報告をいただきました。塩浜小学校=地元ならではの歴史や患者家族のようすもわかりました。富田小=マンガ「ソラノイト」の教材化は会場が教室化してユニークな報告となりました。保々小=人権教育の一環としての公害教育。人を思いやる気持ちの大切さ、若い先生からの報告で頼もしく思いました。津市内=四日市から遠い津市内でどう考えさせるのか。コンビナート企業で働く労働者の生き方を考えよう。それぞれ個性が生かされた実践報告でした。感想文をまとめ後日「報告集」を作ります。ご希望の方はご連絡ください。(四日市公害学習 実践交流会報告集から一部抜粋)
終了後は塩浜小展望室に上がり、周辺のコンビナートなどを眺望しながら「市民塾」が解説しました。好評でした。(市民塾Facebookより)
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