市民塾通信『こちら市民塾』 №164 (1月8日)
2017(平成29)年の始まりです。本年もよろしくお願いいたします。
2017 01040030干支で言えば「酉年」。敗戦の年が酉年でしたから、数えて72年となります。そして四日市公害訴訟の判決から45年です。節目の年として心を新たにしたいと思います。四日市再生「公害市民塾」も結成以来20年目を迎えます。1997(平成9)年7月24日に「四日市公害訴訟判決25周年」を開催。主催は「四日市公害と戦う市民兵の会」関係者と弁護団でした。そして翌月の8月から月一回の「例会」を軸に据えながら、四日市公害に関する情報収集や資料の整理、「語り継ぐ」作業などを行ってきました。
大がかりな運動が展開できたわけではありませんが、四日市公害資料館建設要望は根気強く継続し、2015年3月「四日市公害と環境未来館」開設にこぎ着けたのは大きな成果だと思っています。
一昨年12月に澤井余志郎さんが亡くなり、原告患者・野田之一さんも85歳など裁判当時活躍した方々がほとんど80歳を超えています。「四日市公害」問題を風化させることなく継承すること。さらには「反公害」の意志を絶やさずに伝えていくこと。これらの作業は終わることがありません。また一年よろしくお願いします。(写真は新年の磯津漁港)
「市民塾」例会は今まで通り「第3土曜日」 会場は「じばさん三重」2階活動室です。1月は21日(土)13:00~となります。「一年の計」を語り合いたいと思います。気軽にご参加下さい。