市民塾通信『こちら市民塾』№ 120 (1月15日)
「四日市」を知るために見聞を広めよう!
1,四日市市「語り部・解説員」養成講座バスの旅。新年早々9日は大阪へ向かいました。メインは西淀川ですが、まずは大気汚染現地DSCF4398DSCF4476の国道43号線へ。騒音と自動車の排気ガスに囲まれて小学校があります。そのため交通緩和を狙って湾岸道路の利用を促したり、トラックの通行を道路内側に誘導したりいろいろ努力があるようです。さらに海抜(-)の宅地が密集していてつい、「四日市の住環境の方がいいかも」等と思ってしまいます。いずれにしても一度悪化した環境を改善するのは並大抵のことではありません。
2,「あおぞら財団」は正式には「公害地域再生センター」といいます。西淀川地域全体の再生のためにさまざまな事業を行っていますが、拠点となるビルは駐車場もなく、床面積60㎡ほどフロアを3階分使用していますが、資料保管庫などはもう飽和状態です。人手も予算も不十分です。詳しくはHPをご覧の下さい。
3,三重県にはいろんな資料館があります。一つは「熊野古道センター」で尾鷲市にあります。尾鷲桧を組み合わせたユニークな建物で、世界遺産となった熊野古道にまつわる展示があります。また熊野市の西部・紀和町(もうすぐ奈良県!)に「鉱山資料館」があります。これはかつて石原産業が参加した鉱山関連と言うことで、四日市と無縁ではありません。資料はなかなか貴重ですが、来館者は少なく存続が危ぶまれているようです。

「こちら市民塾」№120(15,01,15)