市民塾通信『こちら市民塾』 116 (11月19日)
「四日市公害」解説員、語り部養成講座(四日市市主催)はじまる。来年3月の「四日市公害と環境未来館」開設に向けての講座が始まりました。月2回のペースで開館までに9回が予定されているのですが、終盤の3回は「実習」となっているだけで、講師も明記されていないという「見切り発車」です。第1回は15日(土)に「プレ研修」として開催されました。午前中が環境学習センターで準備室職員による説明と資料室の見学。午後はバスに乗ってのフィールドワークとなりました。霞ポートビル→コンビナート地帯南下→磯津海岸(野田さんのお話)→磯津測定局→塩浜小学校(うがい場・展望室)。少し風邪が冷たかったのですが晴天でまずまずの視察でした。午前の参加は30名でしたが午後は20名となりました。初めてお顔を拝見する方も何名かみえて少しずつ広がりも感じられます。しかし、40年以上も前の当時を実体験していない人たちがどのように「解説」していけるのか、講座だけでなく自主的にしっかり勉強していただく必要があるように思います。詳しいスケジュールは四日市市の広報とかHPに掲載されています。募集定員には不足しているようですので今から申し込みでもOKですよ。
次回は11月29日(土)「日本の大気汚染」とのテーマで、大阪「あおぞら財団」の林さんのお話です。 10時~四日市市環境学習センターです。
「四日市公害を忘れないために」市民塾・土曜講座の報告集を刊行します。来年2月中には完成します。盛大に発売しますのでぜひお買い求め下さい。A5版300ページ程度で、予価2000円(+税)です。乞 ご期待!です。よろしくお願いします。
「こちら市民塾」№116(14,11,19)
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- 投稿者: 伊藤三男