市民塾通信『こちら市民塾』 №75 (3月18日)
公害裁判判決41周年に向けて
あまり「41周年」という数字にこだわる必要もないのですが、 「公害資料館」開設が迫っている今年は、市民へのアピールが重要な年でもあります。何しろ四日市市は年間来館者を「5万人」と見込んでいるのですから。いくつも施設をもつ水俣で同様の数字ですからよほど頑張らなくてはなりません。四日市の準備進捗状況はまだ資料点検の段階ですからかなり遅れています。市議会ではいまだに「資料館に反対ではないが……」といったかたちで、後戻りしそうな質疑が繰り返されています。市民サイドでの動きもイマイチ活発になっていません。ここは四日市公害に関してもっとも歴史と実績をもつ、わが「市民塾」の責務は大きいのです。そこで、下記のように「拡大例会」の形をとって集中的に話し合いを行いたいと思っています。
4月20日(土)午後1時から、四日市市環境学習センターです。内容としては ① 「公害資料館」に求めるもの(展示内容・解説員・日常的な講座など) ② 7月に資料館PRを趣旨とした市民集会 の二点に絞りたいと考えています。中でも小学生対象の「語り部」による公害学習と資料館来館者への解説あるいは講座をどのように設定していくのか。あるいはどのように人材を養成していくのか行政に要求するとともに我々の具体的なプランの作成が急務です。みんなでよい知恵を出し合いましょう。
。3月例会が25日(月)ですのでそこでも提案します。