市民塾通信『こちら市民塾』 №72(1月7日)
改めて「大気汚染」を考える
アットホームな公害学習最近、中国の大気汚染が大問題なっていてマスコミがさまざまに報じています。主たる要素が「PM2.5」といわれる微小粒子物質ですが、その発生原因は特定されていません。自動車の排気ガスが取り上げられていますが工場ばい煙の責任がもっと大きいはずです。中国の環境規準は日本に比べはるかに緩いようですが、 「大気汚染先進地」四日市は厳しい批判と共に強力をして改善に努めるべきでしょう。現在、四日市は「大気汚染指定地域」ではありませんが、依然として420名の患者存続の危機、三浜小学校います。裁判で対象となった「亜硫酸ガス」は規制規準を下回っていますが、窒素酸化物などの汚染が問題となっています。
市民塾「語り部」による公害学習は3学期に入って連日市内の小学校に出かけています。三浜小学校は近鉄沿線の交通利便の地ですが、五年生が11人しかいません。4月からの新入生も6人だけで塩浜小との統合も取りざたされています。四日市の空はきれいになったはずなのに工場近接地の過疎化が進んでいます。ほんとうに「青空を取り戻したまち」となっているのでしょうか。自分の目で確かめたいものです。