市民塾通信『こちら市民塾』 №71 (1月20日)
〝コンビナート危機〟「想定外」ではすまされない。
16日(水)夜放映されたTV「クローズアップ現代」の〝コンビナート危機〟には改めて考えさせられました。かいつまんで言えば、日本各地にある石油化学コンビナートが「危機」にさらされているという報告です。1960年代後半に建設された総てのプラントが老朽化し事故が多発、今後もますますその危険性が増すというものです。昨年徳山で大爆発がありましたが原因は施設の劣化と作業員の操業ミスにあると指摘しています。私たちの生活する四日市市には塩浜・午起・霞と三カ所に大きなコンビナートがありますが、特に塩浜は1960(昭和35)年頃に操業を開始しており、50年を越えています。遠目ではよく分かりませんが近くで見ると腐食(錆び)部分が広がっています。TVにもありましたが「経費」の問題から改修は進んでいないようです。一昨年の震災では千葉のコンビナートでガスタンクの大爆発がありました。はたして四日市は大丈夫でしょうか。デジカメのズームで撮影した塩浜コンビナートのプラントです。とりあえずご覧下さい。 「夜景クルーズ」に浮かれている場合ではないように思うのですが。 関連情報ありましたらぜひお聞かせ下さい。
「こちら市民塾」№71(13.01.20)
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- 投稿者: 伊藤三男