「公害資料館」の充実のために (10月29日)
四日市ペアを組んでの解説実践市の資料館準備が議会対策もあって思うように進んでいません。しかし、「できる」ことは確かなのでその中身については行政任せではなく、市民(特に「反公害運動」に関わった)の意見が反映されなければなりません。
その意味では ①先日の「なたね通信」講座での「ミニ資料館」的実践がプランの提示として大切になってきます。さらに充実したモノのなるように意見交換をしましょう。三重TVで放映されました。
 ② 次に語り継ぐための人材養成が迫られています。本町プラザの環境学習センターが実施している「解説ボランティア養成講座」はおおきな役割を果たしています。3年目を迎えますが今年度の第1回目として27日(土)に実施されました。午前中はセンター職員のパワーポイントを使用しての「四日市公害概説」と交流でしたが、午後は実践編となりました。資料室の展展示ケースのグッズ示(写真だけでなく「青空バッチ」や「勝訴記念グッズ」をみながら、実際に二人ペアとなって解説を行い お互いに点検し合うという試みです。時々職員と市民塾で補足をしたりしながら進めました。午前は9人、午後は5人でしたが熱心に取り組んでくれました。時間的な制約をあってか女性が多いのですが、皆さん何らかの形で工場や地域への思い入れがあっての参加でした。こうした人たちによって「資料館」は支えられていきます。心強く感じます。
次回は11月10日(土)です。申し込みは四日市市環境学習センターへ。HPを参照して下さい。 
○ 「なたね通信」講座9は11月3日(土)午後 本町プラザ6階会議室です。「コンビナートの災害・防災」について考えます。