市民塾通信『こちら市民塾』№48(02/06)
小学校における「四日市公害学習」についてDSCF3574
四日市公害に関する学習(授業)が増えています。特に今年度は四日市市内の小学校が激増です。当HPのカレンダーをごらんいただければわかると思いますが年明けて1月には5校(保々・三重・桜・小山田・常磐西)、2月は大矢知興譲を終え今後 浜田(7日)・常磐(9日)・三浜(14日)・楠(16日)と続きます。学習内容はどの学校もほぼ同じで45分2コマとなります。約30分スライドによる概略説明のあと質疑応答となります。ここまでに事前学習がなされており子ども達からは活発に質問が飛び交います。授業ということもあるのでしょうがとても熱心です。
 DSCF3572ところでこの「授業」は「5年社会」で行われています。使用教科書は 「日本文教出版」発行です。四日市市内は全校同一教科書となっています。年間指導計画が2月となっていますから、どの学校もこの時期になるのでしょう。ただし「総合学習」で扱う場合は2学期(秋)になるようです。「公害からくらしを守るために、何をすることが必要なのか」の単元があり、「さまざまな公害」の項目があります。その中に「四大公害」が表記されもちろん「四日市ぜんそく」が登場します。したがって、四日市市内の子ども達は願ってもない現地学習ができるというわけです。風評被害に立ち向かうためにも不可欠な学習と思います。「公害資料館」に反対するどこかの自治会長さん達にも、こども達と机を並べて学習をしていただきたいものです。