自らの思いを語りながら……。
3月17日(土) 四日市公害訴訟判決40周年プロジェクトである「四日市公害連続講座」が始まりました。サブタイトルは「本当にありがとう。そして未来の ありがとうのために」。 「なたね通信」 の主宰者・26歳の若者であDSCF3689る榊枝さんが自ら企画し、自ら取材し、自ら語るというユニークなスタートとなりました。祖父の代からの四日市との縁や父親の職業。そして自分の幼少期の磯津海岸の思い出を導入部として、大学における学び始め。環境問題と出会い「水俣」「アスベスト」などの事件を知る。これらがきっかけとなって「四日市公害」に取り組むようになった 等々 素直な語り口で参加者に訴えかけていました。また四日市公害の中身も簡潔におさらいをしました。
休憩を挟んで約2時間弱でしたが、学究的でないだけに却って分かりやすい内容となりました 参加者は32人(用意した席は満席)、ほとんどが彼より年長者ですが、質疑応答では「がんばって!」との雰囲気でした。特にもとコンビナート社員という方からは「11回全部出席するから」との励ましがありました。またゲストとして参加してもらった野田さんから「若い人が取り組んでくれてうれしい」、澤井さんからは「自分とは違う流儀だが頑張ってほしい」との言葉がありました。次回は4月14日(土)午後です。いよいよ四日市公害の歴史を学んでいくことになります。さい先よいスタートでしたが本番はこれからです。皆さんヨロシクお願いします。