四日市公害「語り部」東奔西走!
左サイドの「語り部カレンダー」を見ていただければおわかりのように、この1・2月市民塾「語り部」の出前授業は多忙を極めています。1月は20日から24日まで、さらに週が変わって28日から31日と連日続きます。これは5年前に四日市市長が代わり「公害学習」を強化したことに端を発していますが、特に四日市市内の小学校5年生がこの時期に一斉に「総合学習」の一環として取り入れていることにあります。「語り部」トリオの年齢(85・82・70)を考えますと何とか調整できないものかと思うのですが、それでも毎回元気に丁寧に子ども達に接している姿を見るとアタマが下がります。内容的には各学校によって事前学習の時間は異なります(長い学校では10時間も)が、トリオはほぼ同じ内容で繰り返すわけですから、これ自体驚異的です。澤井余志郎さんが個人的に始めた頃から数えますともう20年。トリオとなってからでも10年。 「すごい!」の一言です。皆さんも一度参加してみませんか。そして「語り継ぐ」次世代を作り上げていきましょう。この写真 左側は常磐西小学校、右は小山田小学校。いずれも5年3クラスで約100人が一室に入っての学習ですが、とても静かに聞き入って後の質問も活発に出されます。おとなも見習いたいものです。
○ 「四日市公害を忘れないために」市民塾・土曜講座 第2回は 2月15日(土)午後1時30分。四日市市本町プラザ4階(環境学習センター)です。今回は岸田和矢さん。四日市公害訴訟を支持する会の事務局長として、支援体制をしっかいと築いていただきました。前回の野呂弁護士のお話に引き続き反公害運動の強さを学びたいと思います。ご参加よろしくお願いします。
「語り部」学習
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- 投稿者: 伊藤三男
- カテゴリ: 教訓は・・