市民塾8月例会では・・・・(8月26日)
7/28「四日市公害を忘れないために」市民の集い は盛況のうちに終えることができたのですか、与えられた課題はあまりにも大きく多いのです。基本的には新しい資料館〔(仮〕四日市公害と環境未来館〕の開設とともに、四日市における状況は大きく変化する という事実です。現在に比べ展示も入館者もはるかに規模は拡大し、それへの対応と維持・推進の重要性はいうまでもありません。設置者である四日市に総てお任せというわけにもいきません。最も強く資料館設立を要望してきたわが「市民塾」にこそその責任は大きい と考えたいと思います。26日の例会はそうした状況を踏まえ、今後の「市民塾」のあり方について、「法人化」の是非も含めて議論しました。まだまだ先は見えませんが、吉永氏のお話にあった「本気でやるのなら」を肝に銘じて議論を継続していきたい思います。
◎いずれにしても現存する資料の再点検も含めて「四日市公害」問題そのもの改めて学習し直す必要がありそうです。そして来るべき新資料館に備えなければなりません。IMG 0002
そこで一冊紹介します。四日市市が市制70周年記念として1967年2月に発行した冊子があります。裁判提訴前ですが「公害」については少しだけ触れられています。そして埋め立て前の霞ヶ浦海岸線を写した写真。まさに「白砂青松」。また「ぼくらの描いた未来の四日市」と題した中学生の絵画があります。遠くに並ぶのは紅白模様の無数の煙突。この頃既に公害問題は発生していたのですが、この中学生の未来図は工場のさらなる「発展」だったのでしょうか。このほかまだまだ学習されていな資料は無数にあります。