市民塾通信『こちら市民塾』 №167 (3月22日)
開館2周年イベント盛況でした!
「四日市公害と環境未来館」が一昨年3月21日に開館以来2周年。記念行事が三日間にわたって開催され、いずれも盛況のうちに終えました。以下 概況をまとめます。
2017 03190053(1)18日(土)「判決から45周年に向けて~四日市公害を振り返る~」野田之一さん(訴訟原告)のお話し。聞き手を生川館長が務めまし
  た。10年に及ぶ入院生活を強いられた塩浜病院の担当医師や開業医の人たちを振り返っての思い出。裁判の苦労話。患者としての苦し
  み。  澤井余志郎さんのこと。そして「公害資料館」への期待と注文等々1時間半では足りないくらいでした。85歳と3ヶ月、まだまだ頑
  張っていただきたいと思います。なお、冒頭に森市長から「今後ともよろしく」とのご挨拶がありました。聴衆は60名。
(2)19日(日)「解説員」による2階展示場の「ガイドツアー」。午後2時30分から約1時間・「解説」と「裁判シアター鑑賞」事前の告知も拡大し
  て あり13名の参加(写真)。中学生からご高齢の方まで熱心に聞いていただきました。
(3)20日(月)「地球温暖化講演会」講師:国立環境研究所 江守正多氏。基本的にテーマで約70名が熱心に聴講しました。
3年目に入りました。「勝負の年」と言えます。入館者の維持ー増加はもちろんのこと資料閲覧や活用など「質」の充実が不可欠です。
◎ 「市民塾」例会、3月は野田さんのお話しに合流しましたが、4月からは平常に戻ります。15日(土)13:30~ 「じばさん三重」活動室へお越し下さい。7月行事について話し合いたいと思います。