市民塾通信『こちら市民塾』№79 (5月28日)
市民塾5月例会報告(26日)
(1) 「IMG 0001四日市公害資料館」オープンに向けて  田中市長の「愛称」発言をめぐって一部新聞が大きく取り上げていましたが、市民塾としては公的な名称がどうであれ、あくまでも「四日市公害資料館」と言い習わしていくことが大切と考えています。 もちろんそうしていくためには「運動」が必要なのはいうまでもありません。その意味でも7月の開催行事は重要な意味をもちます。参議院選挙がらみで日程が確定できないのはじれったいのですが、準備は順調に進んでいます。午前中の映像上映は地元メディアと交渉中で近日中に決定する見込みです。なかなかユニークな上映会になると思います。また展示物は当時のポスターや各地資料館の写真など、パネルへの掲示作業進行中です。なお資料整理中に水俣病を告発する会 『告発』 創刊号(69.6.29)、同改題 『水俣』 創刊号(73.9.25)が出てきました。表紙だけ紹介します。
(2)新小山産業廃棄物処分場の現況について
  当HPにも掲載しました写真をスライド映写しながら現場の様子を報告しました。市民塾でもほとんどの人が実態を知っておらず、埋め立てた跡は緑地化されてしまうだけに却って将来への不安を感じます。それにしても近接する民家の皆さんはどうお考えなんでしょうか。皆さんもぜひ一度見学してみて下さい。ご案内しますよ。
(3)「なたね通信」連続講座
 今年度第1回は6月29日(土)午後 四日市市環境学習センター。詳しくはHP(ブログ)をご覧下さい。
〔特報〕三重テレビが特別番組 『ツナガル~それぞれが越えた40年の先に~』 を放映しました。

1 26日(日)お昼12時から1時まで。約1時間CMなし。若きディレクターが足と人脈で作り上げた力作といえましょう。「判決40周年」騒ぎの過ぎた今年の静寂にカツを入れてくれたのではないでしょうか。田中覚知事秘書・中電従業員・平和町住民などの証言もあって人捜しの成果が写されていました。中国の大気汚染映像は現実のものであるだけに「怖さ」まで感じてしまいました。三重テレビスタッフの皆さんご苦労様でした。