市民塾通信『こちら市民塾』№58 (7月16日)

 「樋口健二 写真展」へのお誘い

thumb DSCF4139  今日の東京の「反原発東京行動」はゆうに10万人を超えたとのこと。参加できなかった人たちもきっと元気をもらったことでしょう。頑張りましょう。
 さて、四日市の40周年行事はメインが29日ですが、その前段10日間は「四日市公害写真展」が開催されます。今回は澤井さんの写真の他に写真家・樋口健二さんの作品が多数 展示されます。それで少し樋口さんについて紹介します。
1937年長野県の生まれ(現在75歳)のプロカメラマン。四日市には訴訟前の1966(昭和41)年に訪れ公害の実態に驚き写真を撮り 始め、72年に写真集『四日市』を刊行しています。判決の日には裁判所前で和田久士さんらと並ぶ澤井さん撮影の写真があります。その後各地の公害問題や原発現場で働く労働者などを撮り続け今日に到っています。
福島の東電原発事故以来、彼の作品が改めて評価され新しい写真集が次々と刊行されています。原発内部での労働者の写真は他に類をみないものです。ご本人は実に元気な方で、連日のように全国を走り回っています。
今回の写真展は初期の頃の「四日市」を中心に30点ほど展示されます。是非、多くのかたにご覧いただきたいと思います。もちろん入場無料です。21日~29日(9:30~16:00 23日のみ休館)。四日市市本町プラザへお越し下さい。
 最新の写真集は『報道写真集成 1966-2012』 四日市も含まれています)〔こぶし書房・3,800円〕。詳しくはインターネットで検索を
「なたね通信」講座5回目は21日(土)13:00。「四日市公害訴訟を支持する会」の初代事務局長・岸田和矢さんのお話をうかがいます。場所はいつもの本町プラザ4階です。