市民塾通信「こちら市民塾」 №55 (12,06,06)
「語り部」 学生との交流会に参加 (三重大学にて・ 6月6日)背景にはマルチスクリーンが
四日市公害訴訟判決40周年行事の一環として学生諸君との交流会が三重大学環境情報センターで開催され、市民塾の「語り部」(澤井・野田・山本・伊藤三)が参加をしました。開設間もない同センターに「四日市学」受講の学生など約150名が参加し、意見交換を行いました。主宰者は副学長の朴恵淑さんで5年前からスタートした「四日市学」の一環として開講されたものです。朴さんの司会で進行しまず4人からそれぞれの立場を自己紹介し、さらに受講者からの質問を受けつつ話すというかたちとなりました。野田さんの2012 06060259ありがとう」を巡ってのやりとりや澤井さんの「記録」の重要性、さらに山本氏からは労働現場のようす伊藤からは資料館の意義など話しました。
全体で90分ですから深まりはなかったのですが皆さんマジメに聞いていてくれました。ただし授業の一環とのことでノートは取るのですがも少し積極的に意見をぶつけてくれると面白かったと思います。また会場となったセンターはこの3月オープンで5億円かかったとのこと。1階がホール、2・3階は学習室のようですが学生諸君が積極的に環境・公害問題を学んでくれることを期待したいと思います。(photo by IKKO)
 ◎「なたね通信」連続講座 4回目は今週9日(土)午後1時から 本町プラザ5階(第3会議室)です。
     「公害被害を受けた子供たち」がテーマです
多数の方のご参加をお願いします。      
   〔速報〕 四日市公害に関する資料館の「あり方検討会」が本日開催されました(17名全員出席)。約2時間の会議でしたが要点だけまとめます。①場所については市が提案した「博物館」「本町プラザ」以外の意見はありませんでした。 ②その中では委員の大半が「博物館」案を支持しました。 ③名称については「四日市公害」を外すべきではない との意見が多数を占めました。 ④ 最終的には市が決定するとのことで次回(8月)には具体的回答が出されると思います。詳しくは明日の各紙朝刊をご覧ください。