市民塾通信「こちら市民塾」№8

[報告その1]
6月24日。CTY「ちゃんねるよっかいち」放映のためのロケが行われました。前日の雨とはうって変わった青空が広がり、暑いくらいでした。制作担当のランダムハウスが回すカメラの前で、「市民塾」語り部トリオが語りながら磯津現地での撮影。特に野田さんはご自宅で取材が中心で豊かな経験を語ってくれていました。この番組は四日市市の広報と環境保全課が連携して制作しているもので、「市民塾」としても協力依頼を受けています。放送は7月21日から31日までの、10日間。一日2回(20分番組「ちゃんねるよっかいち」)実質13分間の放映となります。タイトルは「市民が取り戻した青空~公害の経験を糧にして~」で、時期的にも訴訟判決日を挟んでおりタイムリーな企画となっています。(写真参照)

[報告その2]
6月26日。市民塾主催「四日市公害学習実践交流会」(環境学習セターにて)。念願の「実践」レベルでの交流会が実現しました。市民塾の中心課題である「語り継ぐ四日市公害」。これまで「語り部」が出前授業として参加した四日市市内外の小学校から、13校26名の現場教員。さらに学生・行政関係者など合わせると40名ほどが一堂に会しました。そのうち4校(四日市市海蔵・富田・中部西、津市波瀬)から実践報告があり、後半は参加者全員での意見交換となりました。現地での実体験、パソコン利用の学習、経験者からの聞き取り等てんこ盛りの中身でした。詳しくは近日中に報告集をまとめますが、とにかく「実践交流」というのは楽しいしすごいものだと実感しました。行政当局は教科書やナイトクルーズとまちのイメージアップに力を入れていますが、現場では着々と公害学習が環を広げています。新しい仲間たちが増えていくことの喜びも感じられました。今後も交流会を継続することを確認しました。ありがとうございました。(写真・新聞参照)