冬ざれのまち から   2月11日  ニュース2件

【その1】 中日新聞社会面(地方版ではなく)に『公害資料館に初調査費』との記事が5段で掲載されました。朝日・毎日が2~3行でしたから破格の扱いといえましょう。内容を整理しますと、四日市市が新年度当初予算案を発表。公害資料館がらみの予算が計上されたというものです。具体的には「あり方検討会」の設置など調査費として当面1千万円、プラス3年計画で2億円となっています。2012年着工をめざすということで「長期構想」の議会承認をを受けての流れです。3月の議会決定待ちとなりますが確かな一歩となりましょう。詳しくは記事を添付しましたのでご覧ください。中日新聞記事

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【その2】 11日は朝から雪模様の冷たい一日で午後は小雨交じりの「冬ざれ」となりましたが、滋賀から立命館BKCの諸君がフィールドワークにやってきました。教職を目指す学生7名と指導教官1名が車2台に分乗して来訪。市民塾3名が塩浜のヘルスプラザで待ち合わせ。塩浜小学校=鈴鹿川右岸堤防=磯津(河口)=磯津漁港=本町プラザの経路で約4時間の案内となりました。あまり予備知識のない諸君でしたが、寒気の中で猛煙の如く広がる工場の水蒸気の光景や、工場に隣接する小学校にオドロキの様子でした。最終の本町Pでは6階で資料の説明やDVDでの学習も行いました。小学生への公害学習同様こうした幅広い世代への語り継ぎの大切さも改めて実感しました。