「四日市公害を忘れないために」市民塾・土曜講座 第5回 満員御礼!
4月12日。環境学習センター研修室は溢れんばかり。まさに 「野田節」全開 という講座となりました。参加者は3人掛けで満席。マスコミ入れて60名には届いていたでしょう。室内は熱気で窓も開けたくらいでした。「聞き手」の神長さんとの波長も合って、前半はあっという間に過ぎて10分オーバー。話の中身も実に濃く、生い立ちから始まって磯津の原風景とコンビナートの進出。そして公害患者となり裁判を経て,小学生相手に「語り部」を続ける現在。時には聴衆の笑いも誘いながら、核心を突く批評精神もちりばめて、ほんとにすごい話だったと思います。
この日の参加者はとんでもない「宝物」を手に入れたということになりましょう。とりわけ「ありがとうの言葉は三途の川を渡るときに言わせてもらいます」のひとことは、聞く方は「やられた~」という感じです。それにしても毎回40~50名の参加、特に今回は最多。若い層や女性の姿も 目立つようになり、この企画をやってよかったなと密かに自賛しております。
◎次回は26日(土)元コンビナート労働者にして市民塾代表、山本氏の登場です。