自然破壊はいつまで…ついつい見忘れがちな四日市の現場を久しぶりに回ってみました。
[1]まずは山。西部の小山町にある産業廃棄物最終処分場(三重県環境保全事業団)。当HPでは一昨年(10.11.28付)「産廃はエンドレス」として報告しましたが、処分場建設工事が進んでいます。107万立法㍍という広大な容積のため工事だけで2年かかります。2012年度供用開始といいますから工事はそろそろ終わり4月からどんどん廃棄物(ほとんどは石原産業のアイアンクレイ)を埋め立てる(捨てる)わけです。微量ながら放射性物質も含まれており写真のように密接した民家の群れ。3年5年と経っていったいどうなっていくんでしょうか。単に自然破壊ではすまないように思うのです。
[2]次は海。「四日市港霞ヶ浦北ふ頭地区道路(霞4号幹線)D・Eブロック舗装工事」との看板が立っていてダンプが行き交い、ブルドーザーが地ならしをしています。昨年、個人的に高松干潟への影響などを考え「県民の声相談室」を通じて工事見直しの意見を提出したのですが、紋切り型の返事が「続行」として届けられました。この写真は霞の北ふ頭側から撮ったもので、遠くに4本の橋脚が立っています。ここにも産業最優先の工事が進んでいます。
最近の活動報告13日(金)午前。環境学習センターにて四日市市・保々小学校の「四日市公害学習会」。この日は「語り部」ニューフェイスとの連携ばっちりでした。いつものトリオに加えて4人が解説活動。100人の小学生を分けて手際よく進みました。 午後。四日市看護医療大学の学生さん6人が立ち寄ってくれました。 14日(土)午前 桜の県環境学習情報センターにて活動報告会。環境11団体が参加。パワポにてプレゼンしました。午後。市環境学習センターにて「準例会」、40周年に向けての話し合い。