「四日市公害と環境未来館」展示物あれこれ
開館以来2ヶ月以上が過ぎましたが展示物についての補足や訂正が少し施されました。その中でも壁面写真の説明プレートが付け加えられたことに注目しましょう。2階の壁面はワイアに吊された写真パネルの奧にも写真が掲示されたいますが、今回それぞれに番号を付けて2015 05240016手前の棚に設置されました。一つだけ紹介しましょう。①は澤井さん撮影の塩浜・七ツ屋のフレアスタックで、②は特定し難いのですが、次のように書かれています。「今日も煙を吐き続ける四日市コンビナート、住宅と工場が混在し当初から公害が予想されていた。1972(昭和47)年7月25日(提供・毎日新聞)とあります。具体的には三菱油化川尻工場で名四国道がまだ途中で止まっています。そして日付に注目。つまり四日市公害裁判判決の翌日ということです。裁判が「民事」であって 「差し止め」を認めていない証でもあるわけです。これ以外にも2カ所設置されています。少し小さいので目につき難いのですが、探してみて下さい。
◎ 四日市再生「公害市民塾」6月例会は20日(土)。13:30~ 「じばさん三重」2階活動室。  テーマ「四日市公害を支えた人たち」。