四日市公害訴訟判決44周年
1972年7月24日から44年という年月が経過しました。昨年3月に「四日市公害と環境未来館」が開設され、これまでに10万人近い入館者があります。記憶と教訓を過去のものとして終わらせないためには語り継ぐことが不可欠です。今年はふたつのイベントがありました。
2016 07250081その1,「四日市公害を忘れないために」市民の集い2016訴訟原告であった野田之一さんのお話を聴きました。少し歩行にご苦労があるようですがお元気な語りは迫力満点。今までなく戦争や家族、そして漁民一揆の裏話などたっぷりでした。
その2、公害マンガ所収『空の青さはひとつだけ』出版記念会。矢田恵梨子さん作のマンガを中心にした本が刊行されました。小学生で亡くなった尚子ちゃんの母親・輝子さんのお話や編集担当の池田さんと矢田さんの対談。若い人の参加が多く新鮮な集いとなりました。
◎ 8月7日(日)13:00 から
  「大気汚染公害の歴史と課題」
  (講演:除本理史さんー大阪市大大学院教授)。そらんぽ四日市1階講座室。

エコパートナー支援事業で「市民塾」企画です。どなたでも自由にご参加いただけます。

◎四日市再生「公害市民塾」日8月例会(20日予定)は過密スケジュールのため休会(夏休み)とさせていただきます。9月例会は17日(土) となります。ご了解下さい。
◎『空の青さはひとつだけ』は四日市市内の書店や「そらんぽ」ミュージアムショップでもお買い求めいただけます。入手困難な場合はお電話下さい。090-3151-8971(伊藤)まで。