市民塾通信『こちら市民塾』 №125(3月27日)
「四日市公害と環境未来館」堂々のオープン。
念願の「四日市公害資料館」が3月21日(土)オープンしました。 「記念式典」は「じばざん三重」で関係者200人ほどを招いて開催。入院中だった野田之一さん も元気な姿を見せて挨拶。何よりでした。そしてハイライトは田中市長から澤井余志郎さんへの感謝状贈呈。今回の資料館は澤井さんの写真など含めた膨大な資料なしでは成立し得なかったわけですから、当然のことと思います。参列者は吉田克己さん、宮本憲一さん、野呂汎さんなどがありました。その後は博物館移動し1階でテープカット。澤井・野田・谷田のお三人が並ぶ姿に感慨深いものがあります。一般公開は午後1時からとなりました。
市民塾が独自に呼びかけた「解説ツアーには30名が参加。2班に分かれて約1時間かけて2階を回りました。皆さん熱心で好評だったと思います。今後もこうした企画は考えていきます。
オープンして今日で一週間になりますが資料館部分への入場者は「盛況」と言っていいでしょう。館内のレイアウトもよくて、「被害」を伝えようという意図が明確で、見る人を引きつける強さが感じられます。でも、ここからが勝負です。全国からの入場者をお待ちします。
「こちら市民塾」№ 125(15,03,27)
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- 投稿者: 伊藤三男