市民塾通信『こちら市民塾』№45(12/27)
◎2011年-この一年間を振り返って……。 (12月例会で話し合ったことなど)
何といっても「東日本大震災」とそれに伴う「東電福島原発」の大事故。天災とそれにも増しての人災が惨状を一層拡大してしまいました。とりわけ原発事故はその完全解決の先行きが見えない状況となっています。政治・経済・技術そして私たち自身の生活の有り様の大きな転換を迫られていると思います。
さて、私たち「公害市民塾」の一年はどうだったでしょうか。7月24日「四日市公害訴訟判決39週年 市民集会」 9月4日「映画『青空どろぼう』上映会」を主催し、ともに盛況裡に終えました。12月には四日市市の「人権フェスタ」「環境フォーラム」に出展し大勢の人々にアピールしました。また小中学生対象の「語り部講座」は40回にのぼります。環境学習センター主催の講座でも講師役。吉崎海岸での清掃作業・公害学習(ウミガメ保存会)に参加したり、京都・静岡・東京へも出かけました。その一方で「公害資料館」設立に向けての資料点検や行政との話し合いが続きます。さらに原発関連でそれぞれが学習会やデモにも参加ということで、忙しく一年が過ぎていきました。しかし、この状況は来年も続きます。いや、さらに忙しくなりそうな予感がします。2011_12240037
 ◎22日に「四日市公害に関する資料館」についての「あり方検討会」
 (第4回)が行われました。どうにも歯がゆい内容でした。これで4回目ですが、もう一度基本に帰って「四日市公害」の学習2011_12240049や現地調査をしていただければいいなと思いました。来年はまさに勝負の年です。みんなで協力し合って前進すべく心がけたいと思います。
 ◎四日市環境学習センター(本町プラザ4階)の「マンスリー展示」1月分に市民塾が登場します。一ヶ月間展示されますのでお出かけ下さい(写真は1月にアップします)。
 ◎ 今回の写真は「あり方検討会」とNHKの取材風景です(24日学習センターにて)。
   一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします