市民塾通信「こちら市民塾」№25(3/6)タイ国からお客様(3月5日)

(財)日本国際協力センターから市民塾に依頼があり、タイの環境分野に携わる自治体職員の研修に講師として参加しました。男女合わせて30名ほど、タイ各地の自治体職員が「四日市公害と住民運動」を学びにみえたのです。四日市市環境学習センターで9時から11時半まで。
新しく作成したパワーポイント(成人向きバージョン)を用いて概略の説明をした後は、市民塾メンバーからそれぞれ経験談を紹介し質疑応答をしました。また休憩時間には資料室の中も見学してもらいました。

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通訳を通じての説明でしたが皆さんよく理解していただいている様子でした。出された質問としては次のようなことがあります。 ①市民塾の活動の経費はどうしているのか  ②裁判で苦労したことは。また被告企業は控訴しなかったのか。  ③被害者への行政の支援は  ④原告について  ⑤周辺住民の感情は  ⑥石原産業硫酸垂れ流し事件の結末は  等々。メンバ-は20~30代が多いようでしたが熱心に聞き取ってもらったようです。タイ国内での「公害問題」はあるのかないのか、その実態はほとんどわかりませんが今日の話が少しでも役に立てていただけるのならありがたいことです。
タイ語ははじめての経験でさっぱりわかりませんでしたが、すてきなお土産をいただいて親近感がわいてきました・・・・・・。