市民塾通信「こちら市民塾」№22(1/16)    
 日本各地大雪のようで当方(鈴鹿)にも久しぶりの積雪、5㎝といったところです。豪雪に見舞われた地域の皆様、大変だと思いますが事故には十分お気をつけください。

四日市の「公害資料室」を紹介します・・・・・・。

さて、四日市には資料館がないといわれるのですが皆無というわけではありませんので、四日市の「公害資料室」の様子を少しご紹介したいと思います。JR四日市駅の近くに四日市市が貸館などで運営する「本町プラザ(6階建て)」があり、1996(平成8)年その4階に「四日市市環境学習センター」が設けられました。県内では珍しい施設です。翌年我々「公害市民塾」がスタートし公害資料館の要望もしたのですがいれられず、利用者もさほど多くない状況が続きました。

2011_0121_134835-DSCF2135小学校にあった空気清浄機

そして、2005(平成17)年、地元大学や各方面からの声をきくかたちで学習センターの一角に「四日市公害資料室」が併設されました。しかし、内容は博物館展示物の転用や市史編纂室による澤井資料の複写などが大部分を占め、面積も90㎡と全く不十分なままでした。しかし、ここ数年にわたってセンター職員の尽力で模様替えがなされたり公害学習が活発化して、いよいよ施設の拡大、充実が望まれる状況になってきています。上述の「学習センター」についてはすぐれたHPが開設されています。「資料室」にもリンクできますのでぜひご覧ください。

今年はいよいよ資料館推進に向けて大事な局面です。市民塾も必要な設備のあり方について「具体的」に提案をしていきたいと思います。水俣・新潟・富山に」比べてあまりにも寂しい現状を乗り越えるためにも皆さんのお知恵も借りたいと思います。また、当HPへのご意見も含めてお聞かせください。