市民塾通信「こちら市民塾」№20(12/19)

【四日市市議会開会中】  HPからその要点を拾い上げて整理してみます。詳細は直接ご覧ください。

四日市市の12月定例市議会が現在開催中です。今回の中心は「四日市市総合計画」についてです。これは四日市市の2011年度から20年度に向けて10年間の基本構想をまとめるものですが、本年一年間に二次にわたって市民からの意見募集を行いました。そしてその集約としてこのほど最終案がまとまり議会に諮られるわけです。その中には私たちの求める公害資料館について「公害に関する資料館の整備を推進します」との文言があります。

「総合計画」全体に対する市民からの意見は総て市のHPに掲載されていますが、数字だけみてみますと次のような傾向があります。[一次素案](5月~6月)①意見提出者数54名 ②意見数172件 ③うち資料館関連 7件   [二次素案](10月~11月)①28名 ②111件 ③3件  となっています。二次素案についての市民の意見に対する市の考え方は「・・・・・資料館の整備については・・・・・・・・事業を具体化していくため平成23年度からの3カ年の推進計画に事業費を計上する予定です」と記されています。

以上のような観点から考えますと今回の議会決定は資料館建設に向けての大きなステップとなります。田中市長の「判決40周年までに」との発言と「3カ年の推進」がどのようにつながるのか、見守っていくとともに市民塾としてもその準備をいっそう強化していく必要があると考えています。ちなみにこの議会の閉会は24日(金)で午後1時からの最終討論に引き続いて採決が行われます。CTY(ケーブルテレビ四日市)で中継放送されます。