{tab=市民塾通信「こちら市民塾」№18(11/22)}

紅葉の季節ですが皆さんの地元ではいかがですか。「四季」のあるのはとてもいいこと。それぞれに楽しみたいものです。さて「市民塾」の活動ですが今日は例会がありましたので、報告がてら呼びかけをさせてもらいます。議題も豊富だったのですがかいつまんで。

2010_1122資料館については市長発言もあり今や何らかの形で実現することは明確となっています。あとは具体的に「場所(施設)」の決定や規模・内容も提示する段階に来ています。判決40周年は再来年、もうすぐそこに来ています。知恵を出し合いたいと思います。ご意見お寄せください。

,資料館ができても要求する側に「知識」や「方向性」がなくては無意味です。今一度基礎から学習し直したいと思います。添付ファイルのような内容での勉強会を提案します。月一回の例会の中でテーマ別に学び合いましょう。話を「聞く」だけでなく積極的に「話す」ことが何よりの学習だと思います。ファイルをよく読んでいただいてぜひご参加ください。12月例会でもう少し煮つめて、1月からスタートの予定です。『原点 四日市公害10年の記録』は判決直前の71年2月に中日新聞記者によって著された書籍ですが、やはり何事も「原点」が大事だと思います。ご覧になりたい方ご連絡ください。

 12月例会は第4月曜日・27日となります。年の瀬です。紅茶とケーキで語り合いましょう。お待ちしています。

{tab=四日市公害学習会}
四日市再生「公害市民塾」連続お勉強会
四日市公害のおさらい

1,前史
四日市港湾の形成過程を振り返る(戦前編)
四日市港はどのようにしてつくられたのか。埋め立てと工場地帯の形成の歴史「四日の市」から稲葉三衛門そして大協・石原に至るまで

2,海軍燃料廠を巡って燃料廠の成立経過とその役割
戦後の払い下げの経緯とコンビナートの形成

3,四日市公害の発生コンビナートとの因果関係
公害の形態(水質汚染、大気汚染、被害の実態)

4,公害反対の動き漁民一揆、抗議行動、裁判提起、支援組織の形成

5,四日市公害訴訟をめぐって裁判所の内外、口頭弁論、判決に至るまで

6,勝訴判決の分析米本判決が提起したもの

7,判決以降の四日市運動団体の動向、取り組んだ課題霞埋め立て・ヘドロ浚渫・入り浜権

8,重要課題磯津寺子屋・二次訴訟・油化河原田進出阻止・橋北あおぞら訴訟・財団問題

 実施の方法・趣旨
①月1回の例会内で1時間程度
②各項目で担当者を求める
③12月は方向性について議論を煮つめ来年1月から実施
④目的は「四日市公害」の基礎を学び直す
⑤あらたなメンバーの呼びかけとしていく
⑥「資料館」に何が求められるのか、歴史を見つめ直すことによって再発見する
⑦その他{/tabs}