市民塾通信「こちら市民塾」№16

TV番組のお知らせです。お見逃しのないように。

東海TV(フジTV系)クルーの三人(CD・カメラ・録音)が昨年から約一年かけて、四日市を中心に取材していた番組が間もなく完成し、放映されます。澤井余志郎さんを軸にしてその周辺を丹念に撮影し続けていました。「語り部」としての活動風景はもちろん、自宅での過ごし方、あるいは故郷浜松でのお墓参り。かつて紡績工場で綴り方運動をともにした女子工員さんたちのふるさと伊那。市民塾例会での発言から患者さんたちとの語らい等々。

東海TVは過去に四日市公害訴訟を巡って名作・映画「あやまち」をはじめ、ドキュメンタリーを何本か制作しています。いずれも貴重な資料映像として澤井資料の中に保存されています。そうした伝統を踏まえ、今回の企画となったようです。撮影テープは約250時間にも及んだのですが、作品としては50分に集約されたとのことでいささかもったいない気もします。しかし、基本的には澤井余志郎・野田之一コンビを中心にしてまとめられているというこの作品が、どのような仕上がりとなっているか大いに楽しみにしています。

東海TVはフジ系列ですが全国ネットにのるのかどうか不明です。こちらでは録画もしますのでお見逃しの方はご連絡ください。

放映は11月7日(日)16:30~17:30の1時間ワクです。