市民塾通信「こちら市民塾」№10-①

四日市公害訴訟判決の日(72.7.24)から38周年。「盛り上がる 四日市」というようなムードを感じる昨今です。話題が多くありますので今回は特別版として2回に分けてお届けします。順番が逆になりますが、まずは本日開催された「38周年記念環境再生まちづくりを考える市民集会」 (午後・本町プラザ)について。(主催:まちづくり市民会議、   四日市再生「公害市民塾」)。参加総数75名。うち企業関係者20名ほど。

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内容は1,市民塾[澤井写真の保存、スライドによる 四日市訴訟のあらまし] 2,市民会議[まちづくり提言について]

メインは 四日市訴訟弁護団の主力であった郷成文弁護士による講演「 四日市公害訴訟の意義」。約1時間にわたってわかりやすく整理してお話いただきました。特にもと被告企業からの参加もあり、当時の企業の姿勢を厳しく指摘し、二度と「あやまち」を繰り返すことのないよう強調されました。郷さんの講演に先立って原告の一人・野田さんから挨拶(というか叱咤激励)をいただき、参加者一同パワーを注入されたようです。

今回は事前に被告6社(現4社)に呼びかけたところ全社から参加があり、38年目にして 四日市はかつてない盛り上がりが感じられます。

続編には[指導者養成講座]と[塩浜小学校うがい場]について報告します。