四日市市議会が報告書作成
20140820101447 2四日市市議会が約2年をかけて四日市公害に関する報告書をまとめました。議員政策研究会の中に「四日市公害分科会」を設け、四日市公害に対して市議会がどのような動きをしてきたのかを検証しました。分科会は豊田議員を会長にして合計12名の議員が担当。平成24年8月から26年7月まで21回の議論を重ねこのほど(7月1日付け)でA4版124ページにまとめられています。目次は11項目上げられていますが 4「本会議録」の調査結果  5「特別委員会会議録」の調査結果  6「年表」が合わせて半分を占めており、7「時代の動きと議会との関連分析及び検証」が38ページ文加えられています。全文は四日市市のHPに収録されていますのでごらん下さい。
この報告書はあくまでも市議会がどう対応したのかを議会保存の公的文書を中心にして調査したものあり、民間からの聞き取りとか資料収集は一切なされていません。そういう点では一面的ですが、しかし現在の議員が過去にさかのぼって検証を試みたのは評価してよいと思います。我々としては特に澤井余志郎さんの「記録」との照合を図るなど、改めて「四日市公害を忘れないため」の作業を継続していきたいと思います。
(注)本103ページに昭06 霞ヶ浦埋め立て開始臨時市議会67.2和42年12月市議会が「第3コンビ・霞埋め立て」を採決した際、反対住民が詰めかけたときの議場内写真 (右)掲載されています。アングルからみて、どうも澤井さん撮影の写真のようですが但し書きはありません。ちょっと(?)ですね。

○ 「第32回公害犠牲者合同慰霊祭」今年は公害患者と遺族の会・磯津公害認定患者の会に加えて四日市市との共催となります。期日は9月20日(土)10時から。会場は例年の四日市市営大谷霊園「慰霊碑」前です。