第61回全国人権・同和教育研究大会が三重県(四日市・桑名・鈴鹿)で開催され、地元では四日市市が「人権のひろば展」として『四日市公害ー環境改善の歩み』を主催。そのパネル展について市民塾が委託を受け全面的に協力しました。環境保全課・環境学習センター(アクティオ)との協働作業で年表・写真パネルを制作し、会場の四日市市博物館市民ギャラリーに展示をしました。同時にスライドやDVDも映してビジュアルに力を入れました。

展示は20日からスタートし大会含めて10日間のロングランで、平日以外は市民塾語り部が解説役。長期間でありさらに全同教大会と同時並行のため入場者の心配もあったのですが、概数で延べ390人の人々が訪れてくれました。
 特に28日は115人(午前40・後75) 29日190人(午前135・午後60)という大盛況。29日は語り部解説一日2回の予定を4回実施。お昼は会場に入りきれないほどの熱気でした。全体会で田中市長が紹介してくれたということで、その影響も大きかったようです。
 アンケートも49枚回収され、いずれも「勉強になった」「わかりやすかった」「既設の博物館常設展より充実していた」という内容であり、「この展示だけで終わるのはもったいない」「常設できるようにしてほしい」との意見もみられ、今後の大きな指針となりそうです。今後とも市民塾全体のものとして生かしていきたいと思っています。