小学校教科書の「四日市公害」記述増える!
2015 06210012今年度四日市市内の小学校が採択した教科書に、四日市公害に関する記述が大幅に増えています。日本文教出版(大阪)が編集した『小学社会 5年 下』です。「四日市でおきた公害」「立ち上がる人々」「公害裁判」など、全部で8ページに及んでいます。昨年度に比べて倍増です。他社の内容は不詳ですが四日市市がこの教科書を採択したことは評価してよいと思います。記事内容も澤井さんの写真(提供は四日市市となっている)が用いられ、野田さんの証言も掲載されています。あとは現場の先生達がどのように消化して教えていくかにかかっていますが、その時に「四日市公害と環境未来館」が同時並行して活用されていけば「鬼に金棒」となりましょう。この教科書は「下」となっていますので、2学期中頃から使用されることになりますが、現場の工夫と実践に期待したいと思います。
◎ 「四日市公害と環境未来館」の入場者が6月13日で2万人に達しました。 
◎ 「四日市公害を忘れないために」市民の集い2015 は7月20日(月・祝)開催です。詳細は追って掲載します。