9月24日午前10時より、北大谷霊園で四日市公害で亡くなった人たちを追悼する「公害犠牲者合同慰霊祭」が営まれました。遺族や市民団体のメンバーらが参列し、この1年間に亡くなった19人を加えた985人の犠牲者の冥福を祈りました。

四日市市長追悼の辞を述べる四日市市長 今年は田中俊行四日市市長が、市長としては三十数年ぶりに参列しました。「環境改善が進んできた現在も441人が認定患者となって苦しみ、まだまだ公害を克服したとは言えません。公害資料館を整備し、公害の歴史を風化させることなく、未来に引き継いでいき、二度と不幸な歴史を繰り返さないと決意します。」と追悼の辞を述べました。原告患者の野田之一さんや四日市公害患者と家族の会代表の谷田輝子さんらが慰霊碑に花束を添え、参列者が次々に献花しました。

 式の中で、石田裕一さん(遺族)がこの日のために作った歌を犠牲者と遺族、そして公害の歴史を引き継ぐ人のために歌われました。さらに、磯津環境学校、NPO環境市民大学、公害市民塾から、それぞれ報告やらアピールがあり、公害資料館への期待やこれからの活動について述べられました。