四日市公害を約半世紀にわたって伝え続けた澤井余志郎さんが2015年12月16日、八十七歳で亡くなられました。公害資料館(四日市公害と環境未来館)はできましたが、澤井さんが残してきた資料の整理や展示等の方向性はあいまいなまま時間ばかりが過ぎています。このページは、四日市公害を忘れないために、尽力された澤井さんのおもいを少しでも、広めるために残していきたいと思います。
公害を記録することに執念を燃やす澤井余志郎氏
ガリ切りのしすぎで指が曲がってしまったが、パソコンを使って記録を続けている。
現在(2013年)では、「記録 公害と環境再生」を発行している。その中には、これまでの記録を振り返りながらの“記録”もあり、今だからこそ掲載しなくてはならないとの強い思いが表れている。「公害を記録する会」発行となっているが、澤井氏個人の活動である。ここに改めてこれらの記録を掲載していく。
澤井余志郎 2013年秋 |