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カテゴリ: こちら市民塾

市民塾通信『こちら市民塾 』№149 (3月6日)
「四日市公害を〈もっと〉考える」土曜講座のお知らせ
IMG 0001 3「四日市公害と環境未来館」の市民運動活性化の取り組みとして「エコパートナー委託事業」というのがあります。登録した団体に予算を組んで活動を推進しようというものです。既にいくつかのグループが遂行していますが、「市民塾」は3月19日(土)に開催します。ちょうど開館1周年の時期に当たりタイムリーな開催となります。
今回のテーマは「塩浜地区以外の四日市公害」です。一般に「四日市公害」といわれるのは「四大公害訴訟」という呼称に象徴されるように、第1コンビナートとその周辺地域(塩浜地区)に限定されています。しかし、実際には四日市は北は羽津地区から南は楠地区まで、ほぼ全域が「公害指定地域」となっていました。1988年の法改正で四日市は「公害指定地域」ではなくなっていますが、公害認定患者は該当の全地区に及んでいます。現在もなお380名弱の認定患者が存在しますが決して塩浜地区だけではありません。
そうした事実をもう一度見直してみようという試みです。第2コンビナートは大協石油(現コスモ)・協和油化・中部電力四日市火力を中心にして1963(昭和38)年操業を開始しています。そして同時にその近隣の橋北地区に患者が発生するようになります。この歴史的事実について考えてみようと思います。第3土曜日のため「拡大例会」として開催しますが、どなたでも自由にご参加下さい。もちろん参加無料です。
3月19日(土)13:30~15:30 「そらんぽ四日市」(「四日市公害と環境未来館)1階講座室。申し込み制になっていますが、当日受付も可能ですので気軽にお越し下さい。