市民塾通信『こちら市民塾』 №143 (12月15日)
「第3回公害資料館連携フォーラムin四日市」開催。全国から200名余が参加。
① 12月11日(金)午後「フィールドワーク」約40名の参加。バスに乗って第1コンビナートゾーンを巡りました。磯津海岸では強風にあおられながらも野田之一さん の語りを熱心に傾聴。直前に昭和四日市石油で火災事故発生。そのせいかきな臭い臭いが漂い、そのタイミングの良さに呆れました。夜は夜景クルーズに20名が参加。
2015 12130058② 12月12日(土)午後開始。花井裕一郎氏の講演の後、4分科会に分かれて発表・討議を行いました。市民塾からは「〈3〉公害教育メイド・イン四日市」で田中氏が実践発表(写真)。地元四日市での小学生への公害教育の取り組みに、参加者に深い感銘を与えたようです。 
③ 12月13日(日)午前分科会。午後全体会。市民塾から「〈5〉公害資料館で創ろう!公害教育の未来」で山本氏が発表。これまでの「語り部」による出前授業の詳細を報告。全国的にも珍しい取り組みであり、質問も多く出ました。「〈6〉資料の収集・整理・公開・・・」では澤井さんに代わって伊藤氏が報告。「記録・公害」や「公害トマレ」の実物を持ち込んでの報告となりました。 
  以上あくまでも一部です。詳細は追って報告集が出ますが、「あおぞら財団」のHPにも逐次掲載されると思います。参加者は全体会・講演で150名程でしたが、入れ替わりもあり延べでは200名を越え、昨年を大きく上回ったようです。全体的に若い人たちが目立ち、公害問題を継承していこうという未来への可能性を感じることが出来ました。大会運営にあたっていただいた関係者の皆さん、本当にご苦労さまでした。そして、ありがとうございました                  「来年は水俣で会いましょう!」
◎ 市民塾例会は12月19日(土)13:30~  じばさん三重2階です。