市民塾通信『こちら市民塾』 №140 (10月25日)
四日市の海はここでも無くなっていく・・・
2015 10250021四日市市の最北端に砂浜が残っていて「高松干潟」と呼ばれ、潮干狩りなどで市民が楽しんでいました。約300メートルほどの小さな海浜ですが、四日市にとっては貴重な自然環境でした。しかし、この地が今工事で大きく変貌しています。 「霞4号幹線」という名の産業道路が新しく作られようとしています。砂浜を埋めて立てるわけではありませんが、湾岸道路とつなぐため橋脚を建設し霞のコンビナート地帯に連結します。
そのため、干潟にくっついていた雑木林が取り除かれ野鳥が巣くっていた環境が壊されてしまいました。この道路の主たる目的は側を走る23号線の渋滞緩和とされていますが、全く意味をなしていません。干潟への海岸道路は閉鎖され市民が近づくこともできません。国の事業なのですが、これも景気対策の一環だとしたら、壮大な無駄遣いといえましょう
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