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カテゴリ: こちら市民塾

市民塾通信『こちら市民塾』№36 (8/8)
さすが夏休み「公害学習」大にぎわい!
7月20日以降 学校は夏休みに入り四日市市環境学習センターを中心にして「公害学習」が集中します。企画の大部分はセンターが立ててくれるのですが、そこへ市民塾が「語り部」として駆けつけるという協働関係ができあがっています。いくつかを写真とともに紹介します。

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(1)  小中学生向け講座(7/22) 20名(内中学生1)が保護者とともに参加。塩浜小学校を借りてまず四日市公害学習。この日は市民塾から新しく女性語り部がデビュー(右・朝日新聞記事)し、新鮮な雰囲気。展望台の後は校外に出てフィールドワーク。鈴鹿川堤防からコンビナート側に回り昭和四日市石油・三菱化学へと歩く。かつての塩浜中学校跡と四日市商業高校跡の現況やら、いかにコンビナートが住宅とくっついているかを実感。またひっきりなしに走るタンクローリー・ダンプ、貨車引き込み線の騒音に驚きいっぱいの子供たちでした。

2011_07310239(2) 教員向け講座(7/28) 40名。塩小での講座の後は磯津までのウォーキング。炎天下での1時間以上にわたる強行軍でしたが、鈴鹿川河川敷からのコンビナート学習など獲得してもらったものは多いのではないでしょうか。塩小に戻ってからの質疑では「原発」についての質問があり、その時のようすは当HPの動画をご覧ください。夏期休業中の研修講座の一環ですが自主的に選択しての参加者だけあって、暑さをもろともせず歩きながらも質問が飛び交いました。

(3) 四日市・天津・ロングビーチ高校生交歓会
。(8/1)ICEET主催で三カ国の高校生15名と付き添い・通訳が参加。センターで約1時間の説明と写真展・資料室の解説。

2011_08060016(4) 四日市公害写真パネル展解説。(8/6)8月末までの展示の中で2回解説日。6日は午後から4組ほどの親子が参加。夏休みの課題チャレンジもあって、保護者が一生懸命。だいたいアラフォー世代なのでこうした人たちに学習してもらうのもなかなか有意義。
ということで、来るべき資料館開設に向けてのステップになっていけばこれは大いに楽しみなわけです。皆さんもぜひ学習センターにお越しください。