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カテゴリ: こちら市民塾

市民塾通信「こちら市民塾」№3

四日市再生「公害市民塾」の大きな仕事の一つは、先日「みえ環境活動賞」を受賞した「語り部」活動ですが、それともう一つ四日市公害資料の保存ということがあります。今年で判決後38年目を迎えるのですが、残念ながら公的にその全資料が整理・保存されているという状態ではありません。しかも確認できる資料のほとんどは当市民塾代表の澤井余志郎氏個人によって作成されたものなのです。

kochira3_2 そのうちの写真資料については昨年、四日市市(市民塾協力)によってデジタル保存(DVD収納)されましたが、書籍や紙資料は未整理の状態のものが多数あります。これについて、市民塾メンバーが今、整理作業に取り組んでいます。本町プラザ6階の「人権センター作業室」の一角を(市の取り計らいによって)借用し、連日悪戦苦闘しています。平均年齢70歳にもなろうかという3人がほぼ連日詰めています。

 

作業はとにかく根気のいるものですが、いろんな来客があったりあらたな発見もあってけっこう楽しみながらやっています。年度かわりで人事異動となった環境保全課の新旧メンバーや人権センターの職員、さらに中国からの留学中の大学院生。また去年の秋から澤井さんの「追っかけ」となった東海TVクルーの3人。この秋には一時間余の作品ができるそうですから楽しみです。という状態ですが、いずれにしてもかなりの分量で人手も不足(さらに高齢!)。 協力者求めています。若いパワーよ是非きたれ。

<連絡>
市民塾では「語り部」活動の一環として、「公害学習実践交流会」の計画を考えています。これまで「語り部」として出前授業をおこなった小学校の先生たちに集まってもらって交流会を開こうというものです。6月下旬を予定しています。そのための準備会を18日(日)午後行います。関心のある方、一緒にやってみようという方(特に若い方)はお電話ください。
詳細説明します。[携帯090・3151・8971伊藤三男]