「公害学習」の季節がやってきました。 (10月15日)
小学生の四日市公害学習は、例年、秋になると最盛期に入ります。基本的には5年生ですが「人権学習」として実施する学校は10月~12月。 「総合学習」では1月2月に実施する学校がほとんどです。早速10月に入って9日(木)には伊賀市から134名、10日(金)は津市から70名。いずれもバスを仕立ててやって来ます。コースはまず磯津の鈴鹿川河口で野田之一さんから話を聞き、バスで四日市市環境学習センターで移動。こちらでの学習は主として児童からの質疑という形式をとっています。事前学習が出来ている学校ほど質問は多くなり、10人以上の児童の手が上がります。その後はセンター内の資料室を見学して終了となります。写真は10日のようすです。磯津の堤防道路で野田さんの話を子ども達が熱心に聞DSCF3972DSCF4037いています。
以前は砂浜に降りて子ども達は喜んだのですが、離岸堤工事が進められて降りられなくなりました。9月の台風で漂着した流木ゴミの始末もまだ出来ていません。背景に見えるのが石原産業の工場です。新しい公害資料館は駅前の博物館内にできるので、この場所のような風景をのぞむことは出来ません。やはりフィールドワークは欠かせませんから、来年からもこうしたツアーを組む必要はあります。