市民塾通信『こちら市民塾』 №153 (6月6日)
多忙です。「市民塾」活動
「伊勢志摩サミット」も終了し三重県に平穏が戻りました。「大山鳴動」して何が残ったのでしょうか。「環境」問題に関して「G7」は福島の汚染水対策が順調だとして「高い評価」を残し、「気候変動」「持続可能な社会」に関してはほとんどノーコメント。「ジュニア・サミット」が「風力・太陽光発電に投資を」と具体的に提言したのとは大きな違いがあります。「市民サミット」の提言は意義はありますが、どう政治に反映させるのか、これからの取り組みが不可欠です。
「市民塾」の今後の活動についてお知らせをします。
◎6月例会は18日(土)13:30~ 「じばさん三重」活動室。勉強会のテーマは「澤井余志郎さんの時代を振り返る」ということで、戦後間もない頃の政治状況や労働運動を中心にして学びあいます。テキスト『ガリ切りの記』です。ご持参下さい。頒価2000円で用意します。
2016 06060017◎7月23日(土)午後 「四日市公害を忘れないために」市民の集い2016 (そらんぽ四日市1階講座室)  「野田之一さんのお話し」
◎7月24日(日)午後 マンガ「ソラノイト所収 『空の青さはひとつだけ』出版お披露目の会 (本町プラザ2階) 頒価1000(+税)円。
◎8月7日(日)午後 エコパートナー委託事業講演会 「大気汚染公害の歴史と課題」 講師:除本理史(よけもと・まさふみ)さん(大阪市大大学院教授) そらんぽ四日市講座室。入場無料。
・「市民塾」はしばらくの間「大気汚染」問題に焦点を絞って取り組んでいきます。四大公害訴訟の中で唯一、四日市は大気汚染公害を争いました。ここでの勝訴が以降の大阪・川崎・倉敷などの裁判につながったわけです。そして大気汚染はいまなお解決を見ない、進行中の公害であるわけです。多くの人々に関心を持ってもらおうと考えています。
写真は「四日市公害と環境未来館」を訪れた四日市市内の中学生。解説ボランティア(水色)の説明に聞き入っています。