市民塾通信『こちら市民塾』 136 (8月27日)
「語り部」トリオ健在なり。
「四日市公害と環境未来館」が開館して、約5ヶ月。入場者は4万にも届いて盛況です。学校の団体入場は2学期に入ってもっと増えてきます。昨年度末までは「語り部」が小学校に出かける「出前授業」がほとんどでしたが、4月以降は反対になっています。そして館内見学2015 08270008が主なったり「語り部」は登録者の輪番制になっていますので、従来とは趣が異なってきています。公立の「資料館」が出来たことによる「功罪」といったところですが、話す方も聞く方もいささか消化不良のようです。26日は三泗地区の小中学校の教育研究集会が講座室で行われました。参加者(教員のみ)約80名。2校(2名)から実践発表があり、館内見学の後「語り部」との質疑応答。前述の事情もあり「トリオ」が並ぶのは久しぶりでした。県内では「四日市公害」をテーマにした教研が行われるのは四日市だけですから、この成果を県教研にも持ち込んで、しっかりと学びあって欲しいと思います。 
27日はASEAN(東南アジア諸国連合)のメディアが10名取材にやって来ていました。そもそも四日市公害に関してどういう「認識をもっているのか、逆に聞いてみたいところですが、ちょっとできませんでした。英会話できないといけませんねえ。
◎ 市民塾9月例会は19日(土)午後1時30分~ 「じばさん三重」。野田之一さん「患者として原告として」です。
◎ 公害犠牲者合同慰霊祭 26日(土)10時30分~  市営大谷斎場。