市民塾通信『こちら市民塾』№42(11/07)
東京でのシンポに参加しました。 ( 5日 13:30~18:30)
5日(土)四日市では「解説ボランティア養成講座」が盛況でしたが、同じ日東京では国際基督教大学(ICU)で同大アジア文化研究所主催の「シンポジウム 時代を聞く-戦争、公害、原発-」が開催され参加しました2011_11060015
前半の講演は川本愛一郎さん水俣病資料館語り部)の「水俣病事件をいま考えることの意味」で約70分。父・川本輝夫さんについてその「闘い」の有りようと、また父としていかに愛情に満ちた存在であったのか知られざる多くの姿も紹介していただきました。
休憩後の後半はシンポジュウムで四日市(市民塾・伊藤)、沖縄(佐喜眞美術館・上間かな恵さん)、原発(カメラマン樋口健二さん)、水俣(川本さん)が参加。前記3名がそれぞれ30分程度発言(樋口さんはもっと時間が必要だ!と絶叫)しその後会場からの質疑応答。休憩を挟んで会場全体での意見交換会となりました。シンポだけでも合わせて約3時間。それぞれの現地の状況から問題提起。特に樋口さんのテンションが高く迫力満点でした。
2011_11060029会場からも活発に意見が出されトータル5時間以上に及ぶロングランでしたが、時間の長さを感じさせない充実した内容となりました。ここではとても報告しきれませんので、個別にご質問あればメール下さい。またいずれ報告書も出来ると思いますのでご期待下さい。本会場以外にもDVD上映があったり、受付ロビーではポスターセッション(各地の新聞記事掲載)があったり多彩でした。参加者は約70名。戦時中の中島飛行機跡地も含まれた広い構内にビックリでした。
佐喜眞美術館には丸木位里・俊さんの『沖縄戦の図』が常設展示されています。樋口さんの写真集も原発関連多数出ています。是非ご購入下さい。