「四日市公害と環境未来館」開館まであと二ヶ月!
DSCF4382公害資料館のオープンが迫って来ましたので、その内容とか経過について報告を続けていきます。現在、博物館は工事中のため閉館ですが、入り口ドアに張り紙があるだけで中のようすは市民にはさっぱりわかりません。看板とか完成予想図などを外側に掲示して欲しいところです。ここでは明らかにされている市の資料に沿って説明していきましょう。
5階建て博物館のうち2階部分1フロアが「四日市公害」資料館となります。①~⑥のコーナーに分かれていますが、①は「産業の発展と暮らしの変化」の展示です。いきなり「四日市公害」に入るのではなく、導入部分として公害の発生する社会情勢から考えてもらおうということです。具体的には戦後の「経済復興」と人々の生活態様の変化を展示します。例えば四日市の海水浴場が埋め立てられていく経過などが写真で示されます。64年の東京オリンピックから70年万博なども象徴的な出来事です。大小様々な写真は多くが澤井余志郎さん撮影によるものです。壁面の前には棚が付き、説明文が引き出し風に仕組まれています。以下、順を追って説明していきましょう。
◎ 「四日市公害をわすれないために・市民塾土曜講座」の報告集『きく・しる・つなぐ 四日市公害を語り継ぐ』は2月下旬に刊行ですが、宣伝キャンペーンを兼ねて「土曜講座プラスワン」を開催します。3月7日(土)四日市市本町プラザ(1階ホール)です。詳細は追々掲載をします。