市民塾通信「こちら市民塾」26(3/20
     いま、私たちにできることを・・・・・・。
「東北(関東)大震災」発生から10日。被災地では復旧作業が始まり全国から救援活動と再起への確かな足音が聞こえてきます。そんな中で「東電福島原発」の現実はそれが「人災」であるだけに憤りさえ覚えます。私たちの住む三重県は中部電力(中電)から電力の供給を受けていますが、中電には静岡県御前崎に「浜岡原発」(5基)があり4・5基が運転中です。ここは太平洋に面し、「東海大地震」の危険にさらされていながら今も平常運転を続けています。早急に停止し安全点検を図るべきだと思います。

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三重県の「原発おことわり三重の会」などが中部電力津営業所に申し入れをしたのが17日(木)でした。対応に出たのは総務部広報グループの職員で形式的な返答をするのみでした。そして今日(20日)は名古屋市の中心部(久屋大通公園前)で署名活動が行われるということをメールで知り参加してきました。『STOP!浜岡  中部電力を止めよう!』という見出しで、呼びかけたのは「浜岡原発の運転停止を求める学生・若者有志」。高校を卒業したばかりで4月から大学に進む諸君が7名で頑張ります。そこに応援の中高年が約10名加わり、道行く人々に訴え署名を求めました。11時から13時までの約2時間で433筆。呼びかけにも応じず署名を拒否する大人もけっこういたのですが、こうした若者の登場に頼もしさを感じずにはいられません。この署名は22日(火)午前10時、中部電力本社を訪れ手渡すことになっています。ご都合のつく方はご参加ください。なおこのグループはブログがありますのでアクセスしてください(「脱原発×STOP浜岡」で検索)。

[市民塾活動]は15日(火)四日市市立四郷小学校の公害学習に「語り部」として参加しました。
  3月例会は28日(月)。勉強会のテーマは「四日市公害の発生とコンビナートの関係」です。話し合いたいテーマもいくつかあります。是非多くの方のご出席をお願いします。