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第30回三泗小中学校社会科作品展(9/11~14)

四日市市と菰野町(三重郡)の小中学生が、夏休みの自由課題として取り組んだ作品が、四日市市文化会館で展示されました。四日市の歴史や特産品など様々なテーマがまとめられていますが、「四日市公害」での作品が多く見られました。各校からの選抜のため全体数は把握できませんが、展示されていたのは14点に及んでいました。学年別の内訳は小5(5点)・小6(2点)・中1(2点)・中2(4点)・中3(1点)です。いずれ劣らぬ力作揃いで、写真が多く用いられているのが目につきました。市民塾でデータ化したり写真展に掲示した物が活用されていてうれしく思いました。また環境学習センターでの講座に参加した子どもたちの作品があり、連動した成果を確認することができました。

会場はあまり広くない展示棟の2階でしたが大勢の鑑賞客でにぎわいました。ほとんどが家族連れ(おじいちゃんおばあちゃんも)で作品の前での記念撮影も少なくありません。こういうかたちでの広がりも大切にしたいものです。

[別の話題]澤井追っかけの東海TVクルーが四日市港の海底撮影にチャレンジ。「やっぱり」というべきか、真っ黒いヘドロに充ち満ちていたとか。足を伸ばして吉崎海岸にも潜ったらなんとここもひどかった様子。アカウミガメもびっくりしたことだろう。果たして来年来てくれるでしょうか。ヘドロ分析もできそうなので詳しくは後日改めて。

海辺の風景-磯津にて-8月11日

 ある日の昼下がり楠から磯津へと車を走らせてみました。ここは四日市南部、市町村合併で四日市市の一部となった楠町から、鈴鹿川河口に向けての海岸線です。先ほど七年ぶりにアカウミガメが上陸したという吉崎海岸があります。その端っこが磯津漁港であり、北に接した集落一帯が塩浜町、通称「磯津」地区となります。そうです、四日市公害訴訟の原告となった患者さんたちの居住地です。判決から38年。「こちら市民塾」では№9で瀬尾さんのお墓参りをお伝えしましたが、四日市市の中では鈴鹿川を挟んで市街地とは隔たった集落となっています。

 この日も猛暑の日差しが厳しかったのですが、懐かしい風景に出会い車を停めてみました。堤防脇の広場で女性が三人、作業中でした。何枚も並ぶ四角い網の上に小魚を広げている最中です。厚かましくも近寄って「ジャコですか」と問うと「チリメンです」との答え。いろいろ聞いてみると白子(しろこ・鈴鹿市)で水揚げされ、ここで塩ゆでして天日干し。一日4,5時間干して出荷。6月頃から夏場が最盛期。「ここのは塩気が少なくしてあるから、さっぱりしておいしいよ」「一口味見してみたら」。そのお言葉をまるで待っていたかのように「それじゃ遠慮なく」とひとつまみ。頬張って噛みしめてみるとなるほど塩味は薄めで、しんなりとした歯ごたえが海の香りを口中に広げてくれるのです。炎天下で働く女性たちの汗が報われることを願いながら、ふと見上げると民家の向こうにコンビナートの煙突がのぞいているのでした。

 磯津はもともと漁師町でこの近辺には何棟もの「なや」が建っています。しかし、今ではここで働く人たちも漁港のにぎわいもめっきり少なくなって「公害のまち」が残ってしまったようですが、そこに住む人たちが変わらぬ生活を続けていてくれる風景に、幾ばくかの安らぎは感じるひとときでした。

野田さん逝く

四日市公害裁判原告で語り部の野田之一さんが亡くなりました。

四日市公害を語る上で、とても大きな存在を失いました。ご冥福をお祈りします。

野田さん語録

野田さんの伝えたい思い

市民塾とは

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